金属—有機ハイブリッド型の非線形光学(NLO)材料は、有機物と無機物それぞれの優れた特性を兼ね備えるものの、これまで実用化例は多くありません。
このたび、武漢紡織大学の呉琪(Wu Qi)教授の研究チームと、北京師範大学の陳玲(Chen Ling)教授の研究チームは、最新の研究成果を Angewandte Chemie International Edition(IF 16.1) にて発表しました。
研究チームは新規金属–有機錯体 Zn(C5H4NO)2 を設計・合成し、その中で 4-ヒドロキシピリジンの従来にない二座配位モード を発見しました。注目すべきことに、この材料は極めて強力な二次高調波発生(SHG)効果を示し、紫外域で透過性を持つ亜鉛含有金属–有機材料の中で最も高いSHG強度を記録しました。
本研究では、合成された Zn(C5H4NO)2 は白色粉末であり、通常の単結晶X線構造解析では構造決定が困難でした。そこで、 3D電子回折(3D-ED/MicroED)技術を適応することで、構造が明らかにされました。
ReadCrystal Biotechnology は、本プロジェクトにおけるMicroED構造解析サービスを提供できたことを大変光栄に存じます。
